いい食べ合わせって？
食べ合わせって、あまり気にしたことがありません。でも、よくよく考えるとどうせならいい食べ合わせで食べた方が、体にもいいですし、お得な感じがしますよね。 しかも、食べ合わせによって得られる効果もあるんです。そこで、いい食べ合わせとはどんなものかを紹介します。
まず1つ目は、｢とんかつとキャベツ｣。これは当たり前に食べていますが、いい食べ合わせだったんですね。
とんかつは油で揚げてあるため、高カロリーですが、そのカロリーをキャベツが燃やしてくれて、また、食物繊維が多いキャベツは、油分の吸収を抑え、さらに毒も取り除いてくれるのです。 なので、とんかつやその他の揚げ物、脂っこい食べ物にはもってこいの野菜になります。
2つ目は、こちらも定番の｢焼き魚と大根おろし｣。この食べ合わせって、大根おろしを使わずに焼き魚だけで食べている人もいると思います。
けど、大根おろしに含まれる酵素オキシダーゼというのが、その力で焼き魚のこげの中にある発がん物質を分解してくれるのです。
こういった効果を知らずに食べていましたが、口の中もさっぱりし、効果も得られるとなれば焼き魚に大根おろしはかかせないものになりそうですね。
また、焼き魚がサンマなどの油が多い魚の場合、大根おろしの中に含まれる酵素ジアスターゼが消化を助けるというもう1つの効果を発揮します。
3つ目は、｢野菜炒めときくらげ｣です。きくらげって中華などではよく見かけますが、なかなか家では使わない食材のような気がします。
ですが、この食べ合わせはとてもいい効果を生み出すのです。それは、野菜の中に含まれる熱に弱いビタミンが、加熱や炒めることによって破壊されてしまうので、そのビタミンを破壊しないためにきくらげを入れてください。
きくらげを入れればこのビタミン類の破壊を抑え、さらに大腸ガンの予防という効果もあります。是非、家にきくらげを常備して、活用してみてください。
以上、紹介したのは3つの食べ合わせになります。この他にもいい食べ合わせというのはいくつもあり、もしかしたら上の2つのように普段何気なく食べていたりするかもしれませんね。